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その他 2024/01/11

【代表メッセージ】新年挨拶


あけましておめでとうございます。

旧年中はお世話になり、誠にありがとうございました。

昨年はカーボンニュートラルの注目度がさらに高まり、取り組みのすそ野がさらに広がりました。今後も益々カーボンニュートラルの取り組みは拡大します。すでにカーボンニュートラルへの対応は大企業だけの取り組みではなく、サプライチェーンの中小企業まで波及していますが、取り組みの質も変化しています。
CO2排出の現状把握や目標設定など初期段階の取り組みから一歩踏み込みが深くなり、「いかにCO2を削減するか」という具体的な実行段階にギアが上がってきました。さらに製品・サービスについてもライフサイクルアセスメント(LCA)やカーボンフットプリント(CFP)の普及が加速しています。これらの手法を使ってCO2排出のホットスポットの解析が行われています。
ライフサイクル全体でCO2を削減するための重要な視点がサーキュラーエコノミーです。リファービッシュや再生材の利用など、サーキュラーエコノミーに関する取り組みも様々な分野で始まっています。

弊社では、昨年LCAやScopeの算定支援に多くのニーズをいただき、お応えしてきました。また環境ラベル(CFP、エコリーフ)の登録支援やPCR(製品カテゴリールール)策定の支援にも力を入れてまいりました。
さらに欧州視察を2度行いサーキュラーエコノミーに関する最新情報を収集し、ネットワークを構築しました。蓄積してきた情報・ノウハウを生かして、今年はサーキュラーエコノミーに関するサービスを開発・提供したいと考えております。

変化の激しい環境・サステナビリティに関する状況を見極め、お客様のお役に立てるコンサルティングサービスを提供してまいりますので、本年も変わらぬお付き合いのほど、何卒宜しくお願い致します。

株式会社フルハシ環境総合研究所
所長 浅井豊司