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映画『おいしいコーヒーの真実』を観てCSRを感じる

一本の映画をご紹介します。これは企業の社会的責任(CSR)を考えるための優れた参考書と言える映画です。

コーヒー1杯330円のうち、コーヒー農家に支払われるのはわずか3~9円です。
もちろん価格変動はありますから、いつもこの値段ではありませんが。わたしが映画の中で見た真実は、悲しくやりきれないコーヒー農家の貧しい現実でした。

エチオピアのコーヒー農家は、飢えに苦しんでいました。親の頬はやせこけ目がくぼみ、子どもの手足はマッチ棒のように細い。ただ真面目にコーヒー豆を作っている人が、食料も買えないほど生活が成り立たない。もう一方で、わたしたち先進国のコーヒーを楽しむ風景が登場します。おいしいコーヒーを楽しむこと自体は、良いことです。わたしもおいしいコーヒーが好きです。

生活が成り立つ価格でコーヒー豆を売ればいい。難しい話ではない。と思ったのですが、映画の中で農家には価格決定権がなく、コーヒー豆ではわずかな収入しか得られません。その結果、飢えに苦しんでいます。現実を見渡すと、確かに供給者に価格決定権がないことはしばしば見られます。市場が価格を決めるということの意味を、あらためて噛みしめることになりました。だからこそ、「フェアトレード」という解決の手段があることに、あらためて気づいたのです。
当然、映画の中でもフェアトレードが登場します。

人を不幸にするコーヒーと知っていて提供している企業があるとすれば、それは大きな問題です。

もしあなたもおいしいコーヒーが好きならこの現実を見なければいけません。
なぜなら、そのコーヒーが本当においしいのかどうか「味」と「香り」だけでは確かめられないから。そして、人を不幸にするコーヒーはおいしい味がしないから。たった一杯のコーヒーからCSRの深部をのぞき見ることができます。
『おいしいコーヒーの真実』を一杯味わってみてください。

「おいしいコーヒーの真実」公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/

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2008年06月19日 22:04に投稿されたエントリーのページです。

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