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環境人材育成 2020/05/15

ポストコロナ期においても、私たちがオンライン研修をお勧めする理由

「オンライン研修」はニューノーマルへ?
新型コロナウイルス感染防止のため、これまで通りの生活・行動、そして仕事ができない日々が続いているかと思います。
一方で、「会えない」「行けない」「集まれない」状況の中、いたしかたなく始まったテレワークやオンラインミーティングに、「十分にできるぞ」という手ごたえを感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

当社では、この度新たに「オンライン研修」サービスを開始しました。新型コロナウイルス感染防止の観点から、例年通りの集合型の研修が実施できないというお客様のお困りの声にお応えするのはもちろん、多くの方がオンラインミーティング等の遠隔コミュニケーションを経験し、手ごたえをつかんでいらっしゃることから、今後、社社員研修の選択肢として「オンライン研修」が定着するのではないかと見込んでいるためです。

オンライン研修の一番のメリット
オンライン研修とは、インターネットを介して遠隔で実施する研修を指します。海外では「ウェブ(Web)」 と「セミナー(Seminar)」を合わせ「Webinar(ウェビナー)」と呼ばれているそうです。日本では「オンラインセミナー」や「WEBセミナー」のほうが一般的かもしれません。
講師や参加者が集合することなく研修を受講できるため、新型コロナウイルス感染のリスクはゼロになります!
しかし、オンライン研修の一番のメリットは、参加者の移動コストをカットできることにほかなりません。

過去に弊社で実施したある企業様の社内研修では、全国の拠点から社員の皆様に集合いただきました。飛行機・新幹線のスケジュールを加味した日程調整や講義時間の設定(遠方の参加者は前泊されたようです)など、ご担当者はなかなかに苦労されていましたし、移動や宿泊経費もかかります。移動時間中は基本的には生産活動はできませんから、実際にはさらにコストがかかっていることになります。
その点オンライン研修であれば、参加者に集合いただくことなく、それぞれの拠点から研修に参加いただけます。
「移動」がカットできるのは、企業にとって大きなメリットではないでしょうか。

ニーズにあった形式を選ぶ

オンライン研修にはいくつかの種類があります。参加者数や研修の目的など、自社のニーズに合った形式を選択してください。

▷オンラインミーティング型(双方向型システム)
・ツール: Zoomミーティング形式、V-CUBE、ハングアウト
・特徴:参加者の知識・経験をその場で確認しながら講義を進めることができます。
直接的な質疑応答が可能です。
受講者同士の話し合いもできます。

▷ライブ配信型(一方通行型システム)
・ツール: Zoomセミナー形式、YouTube Live
・特徴:講師が一方的に講義を進めます。
参加者の操作ミス等によるノイズ発生など、トラブルを回避できます。
基本的には一方通行ですが、質疑応答時間を設けることで双方向コミュニケーションが可能です。

▷録画配信型
・ツール:YouTube限定配信
・特徴:あらかじめ録画しておいた動画データを配信します。
参加者それぞれが都合の良い時間に視聴することができます。

弊社では、参加者が10名以下の少人数の場合は「オンラインミーティング型」、11名以上の場合は「ライブ配信型」、全社員など大規模の場合は「録画配信型」をお勧めしています。

フルハシ環境総研のオンライン研修の特長は?

弊社は、環境・CSR分野の社員研修を長年実施してきました。その中で、「聞くだけの一方通行の講義は集中力が続かない」「体験し、参加するパートを設けることで研修内容が記憶に残り、身につく」「自社の業務にひきつけた事例を組み込むことで実のある研修となる」ということを経験的によく知っています。
弊社のオンライン研修には下記のような特長があります。

◎講義は1回30分~1時間を目安に実施
リモートでの長時間の集中は難しいため、複数回に分けての実施を推奨いたします
◎対面ワークショップに近い研修
事前、事後に課題に取り組んでいただき、内容を参加者全員で共有します。講師との質疑応答も可能です。
◎御社のための研修プランをご提案
お客様の業種・業態や企業規模に応じて、研修内容をカスタマイズいたします

人と人とが顔を突き合わせないとできない仕事、現場に行くからこそわかることはたくさんあります。しかし、社員研修に関してはオンラインを利用することのメリットが大きいと考えます。
コロナ禍への対策として開発したオンライン研修サービスですが、結果的にお客様の利便向上や選択肢を増やすことになるのであれば幸いです。

Writer 研究員 土屋直美