2007年10月5日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.107
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*GMMは月2回発行している環境マガジンです。
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1.本日の特集:<バイオ燃料>誰がやるのか?いつまでにやるのか?
(株式会社フルハシ環境総合研究所 加藤千博)
2.「エコプロダクツ東北2007」 10月11(木)~13日(土) 3日間
「環境マネジメントシステム全国フォーラム・全国交流会」のご案内
10月11日(木) 開催 主催:NPO法人環境会議所東北
3.参加型環境教育プログラム「エコ・ネイションゲーム」体験会のご案内
10月17日(水) 開催 主催:新宿区立環境学習情報センター
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◇◆1.本日の特集 <バイオ燃料>誰がやるのか?いつまでにやるのか?◆◇
(株式会社フルハシ環境総合研究所 加藤千博)
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最近、食料品の価格高騰のニュースが続いています。特に小麦価格の値上げ
を受けて、パンやめんなどの私たちが主食としているものにまで影響が出始め
ています。世界各地で頻発している大雨や干ばつなどの影響もあるようですが、
別の原因としてバイオ燃料の生産拡大による食料の逼迫も考えられています。
現在、バイオエタノールの生産が盛んなのが、アメリカとブラジル。両国とも
に1600万キロリットルを超えるバイオエタノールを生産し、両国合わせて世界
の生産量の72%を占めています。エタノールは自動車燃料として活用されてい
ます。
日本は今年の1月に総理大臣の施政方針で2030年度に国産バイオ燃料を約600万
キロリットル生産するという目標を掲げました。全国各地に実証実験用のプラ
ントが建設され、すでに稼動しています。北海道には2009年に1万5000キロリッ
トルを製造可能な大規模プラントも完成予定です。
それに次いで各省庁も2030年までのロードマップを公表しました。各省庁の
思惑によって微妙にスタンスが異なります。
経産省が出している「新・国家エネルギー戦略」では運輸部門の石油依存を
いかに下げるのかが課題で、その一つの手段としてバイオ燃料が位置づけられて
います。しかし、日本の自動車戦略はハイブリット、燃料電池なども考えられて
おり、本命が決まっていないという問題もあります。国際的に見ると、日本は
ハイブリットを含む電気自動車が得意分野でもあります。
農水省はバイオマス・ニッポン総合戦略の中でバイオ燃料拡大を示しています。
稲わら、麦わら等の草本系や木質系なども活用し、試算上は2030年度までに
600万キロリットル程度のエタノールが生産可能であるとのことです。しかし、
農水省は「生産」のことしか示しておらず、これらをどのように利用していくの
かについての道筋は示されていません。
一方、環境省は温暖化対策の位置づけであり、2050年に二酸化炭素排出量半減の
目標のもと、2030年にはガソリンに10%のバイオエタノールを混ぜるE10を導入し、
さらに輸送に使う燃料そのものを現状の50%に抑えるという内容になっています。
しかし、どこからこれらのエタノールを調達するのか、そのためにどんな施策を
進めていくのか、現在の段階では見通しがついていません。
食料も、エネルギーも自国で賄えない日本にとって、食料も石油も価格が上昇
している今は大変危機的な状態だとも言えます。来年の洞爺湖サミットで温暖化
対策が話し合われることが決まっている中、日本は石油代替燃料としてバイオ
燃料をどう位置づけているのか、真剣に議論し、地に足の着いた戦略を立てる
時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
待ったなしの地球温暖化。その対策の一つとして有効な石油代替のバイオ燃料の
導入について、机上の理論だけでなく具体的な施策を盛り込んだ青写真が出来て
こそ、民間、地方、市民の取り組みが促され、加速していくものと思います。
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◇◆2.「エコプロダクツ東北2007」 10月11(木)~13日(土) 3日間
「環境マネジメントシステム全国フォーラム・全国交流会」のご案内◆◇
10月11日(木) 開催 主催:NPO法人環境会議所東北
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東北最大級の環境イベントである「エコプロダクツ東北2007」が夢メッセみ
やぎ(仙台市宮城野区)で開催されます。(http://www.e-products.jp/)
併催事業として、「環境マネジメントシステム全国フォーラム・全国交流会」
が開催されます。96年にIS014001が発行し、KES、エコステージ、EA21、EMS等
の環境マネジメントの普及により、より経営と連動した環境活動が望まれる現
在、審査登録期間の体制整備や審査員の力量向上などが、有効な解決策として
上げられています。このフォーラムではISO専門家、各審査登録機関の代表者が
一堂に会し、『環境マネジメントのさらなる推進でステークホルダーの期待に
応える』をテーマにISOの最新動向や関連情報の提供、及び関係各位の交流を目
的として開催されます。是非お越し下さい。
日時:10月11日(木)
第1部 10:30~12:00 基調講演「ISO14001の動向と中小企業版EMSへの期待」
講師:吉田敬史氏(合同会社グリーンフューチャーズ代表)
会場:夢メッセみやぎ会議棟1F大ホール
第2部 13:00~15:30 パネルディスカッション
「経営者必聴EMSと環境経営の今後について」
会場:夢メッセみやぎ会議棟1F大ホール
第3部 18:00~19:30 全国交流会 会場:仙台ワシントンホテル
定 員:200名
参加費:無料(第3部全国交流会は5,000円)
主 催:NPO法人環境会議所東北
協 賛:日経エコロジー
お申込・問合せ先:
NPO法人環境会議所東北
〒981-3121 仙台市泉区上谷刈3-10-6
TEL022-218-0761/FAX022-375-7797
E-mail:kk-tohoku@kk-tohoku.or.jp
URl: http://www.kk-tohoku.or.jp
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◇◆3.参加型環境教育プログラム
「エコ・ネイションゲーム」体験会のご案内◆◇
10月17日(水) 開催 主催:新宿区立環境学習情報センター
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参加型環境教育プログラム「エコ・ネイションゲーム」の体験会が、新宿区
立環境学習情報センターの主催で行われます。エコ・ネイションゲームは、ワ
ークショップ形式で行う環境教育プログラムです。参加者が、経済発展と環境
のバランスを自ら考えることで、様々な気づきを得ることが出来ます。
これまで企業内の環境研修や小学校の総合的な学習の時間に採用され、大変
好評を頂いています。引き続き、多くの企業様でご活用頂きたいと思いますの
で主に環境・CSR・社会貢献を担当している企業の方々に是非ご体験頂き、今
後の社員教育や社会貢献プログラムの参考にして頂ければ幸いです。
日 時:2007年10月17日(水)
14:00~16:30(受付開始13:30)
参加費:無料
対象者:企業の方(主に環境・CSR・社会貢献・人材育成のご担当者)
定 員:24名(定員になり次第申し込みを締め切らせていただきます)
講 師:加藤 千博(株式会社フルハシ環境総合研究所)
会 場:新宿区立環境学習情報センター 2階研修室
(都営大江戸線「都庁前」駅A5番出口より徒歩5分)
お申込・問合せ先:
新宿区立環境学習情報センター
Tel:03-3348-6277 Fax:03-3344-4434
E-mail:info@shinjuku-ecocenter.jp
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
食品メーカーさんにお話を伺うと食料価格と燃料価格の高騰のダブルパンチを
受けて相当大変そうです。一方ですぐには価格に転嫁できない事情もあるとか。
容器包装を少しでも薄肉化するなどして涙ぐましい努力をする企業さんを応援
していきたいものです。(加藤)
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◇エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
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◇ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
http://restep.zttc.or.jp/
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