2007年6月22日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.100
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◇◆本日の特集:身近なコミュニケーションスペースを活用した環境教育◆◇
(株式会社フルハシ環境総合研究所 太田千晶)
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環境教育の分野では、さまざまな場所やツールを活用し、多方面からのアプ
ローチが行われています。そのなかで私は、子どもたちが身近にある緑や自然
と触れ合い、親しむことで自分の育った地域を好きになり、大切にしようと思
う気持ちが地球環境に対する意識を持つことにつながるのではないかと考えて
います。
しかし現在、都市部に暮らす子どもたちは、自然が常に身近な場所にあると言
えないのではないかと思います。そこで、私は大学の卒業研究を通して、現在
の名古屋市における環境教育の実態を調査するとともに、都市部での環境教育
のあり方を考えました。
現在、名古屋市内で子どもに対して環境教育を行っている市民団体は、里山づ
くりや間伐作業、また自然観察会、ネイチャーゲームなどを通じて、子どもが
自然に親しみ、自然の恵みや力を学ぶ機会の創出をしています。
しかし、これらのイベントに参加する子どもの多くは、親もしくは教師、友人
が環境教育のイベントに興味がある場合がほとんどだったため、自然や森に全
く興味や接点がない子どもたちをいかに巻き込んでいくかという課題がありま
した。また、多くのイベントは都市から離れた自然が豊かな場所で行われてい
るため、都市部に住む子どもたちが気軽に参加することができないという課題
もありました。
これら2つの課題に対し、私は地域に開かれた緑地を利用することで、解決の
糸口があるのではないかと考えました。
たとえば、都市部とはいえども、子どもたちの生活範囲の中にある、公園や
神社、寺などの場所には市民に開かれた緑地があり、神社などでは年中行事が
行われています。この中に環境の要素を取り入れることで、環境という切り口
では参加の動機とならなかった親や子どもたちを巻き込むことができるだけで
なく、持続可能な活動として機能すると考えました。
子どもと子どもの生活するコミュニティーから環境教育を考えると、まだまだ
多くの可能性があると感じます。
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
先週から名古屋では梅雨入りとなりました。例年以上に雨が少なく、曇り続き
の毎日です。洗濯が困るので雨は歓迎できないのですが、これからの酷暑に備
えて、今月中になんとか水を蓄えたいところです。(太田)
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