2007年5月21日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.98
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1.本日の特集:
本業での生物多様性配慮とは ~環境報告書ガイドライン改定に関連して~
(株式会社フルハシ環境総合研究所 加治知恵)
2.名古屋エコラボ会~名古屋から社会を変革する力を生み出す~開講のご案内
6月21日(木)ほか開催 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
3.参加型環境教育プログラム「エコ・ネイションゲーム」体験会のご案内
6月15日(金)開催 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
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◇◆本日の特集:本業での生物多様性配慮とは
~環境報告書ガイドライン改定に関連して~◆◇
(株式会社フルハシ環境総合研究所 加治知恵)
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現在、環境省の環境報告書ガイドライン(2003年度版)の改訂作業が行われて
おり、4月に行われた「環境報告ガイドライン2007年度版(案)」(中間報告)
によるパブリックコメントを経て、6月末に2007年度版が公表される予定となっ
ています。主な改定のポイントは下記の5つとなっていますが、ここでは生物
多様性の項目の導入を取り上げ、これまで社会貢献活動の1つとして扱われて
いた生物多様性に対する配慮について、それを本業で捉えるとは一体どういう
ことなのかを考えたいと思います。
【環境報告ガイドライン2007年度版(案)主な改訂のポイント】
(1) 主要な指標等の一覧の導入
(2) 環境報告書の信頼性向上に向けた方策の推奨
(3) ステークホルダーの視点をより重視した環境報告書の推奨
(4) 金融のグリーン化の項目の導入
(5) 生物多様性の項目の導入
1993年に発効した生物多様性条約(CBD)を受けて日本は生物多様性国家戦略
を策定しています。これまでの政策において企業と生物多様性との関わりはあ
まり強くありませんでしたが、昨年行われたCBD第8回締約国会議(COP8)におい
て「企業に対し、生物多様性の重要性を周知すること、生物多様性国家戦略の
作成への参加を促すこと、国家戦略や条約の目的の達成に資するような活動を
促すこと等が決議され」ており、企業の取組みが求められていくことは確実と
いえます。また、2010年に行われるCOP10の開催地として名古屋が立候補して
おり、2010年までにホスト国としての取組みを示すことが重要になります。
企業と生物多様性の本業に関わる接点としては、大きく原材料調達過程と操
業過程の2つが考えられます。原材料調達過程としては鉱物資源や石油等の採
掘、海産物や植物などの採集時の影響があります。また操業管理としては工場
建設などによる土地開発、農作物生育時の農薬の使用などによる環境影響、水
の利用などの敷地管理における関わりがあります。大規模な開発に関わる企業
は業種によって限られますが、原材料調達に関してはほとんどの企業が関わっ
ていると言え、サプライチェーンを通じた取組みが重要になります。特に生物
原料を扱っている業種では、生物資源の持続可能な利用を考えることは事業存
続に不可欠です。
とはいえ企業担当者の方からは、生物多様性への配慮と言われても何をすれば
よいのかよく分からないという声を聞きますが、冒頭の環境報告ガイドライン
の参考資料には建設現場での環境管理に生態系保全を組み込んでいくという建
設会社や、自社製品の主要原料であるアブラヤシの生産に関連した問題に取組
む洗剤メーカーの事例が紹介されています。この他にも、工場緑地を生かした
事例など取組みの幅も広がってきています。
明日5月22日は国連の定めた国際生物多様性の日です。この機会に自社と生
物多様性との関わり、自社の与える影響を考えてみてはいかがでしょうか。
【参考】
「環境報告ガイドライン2007年度版(案)」(中間報告)に関する意見募集につ
いて(環境省HP)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8240
生物多様性条約第8回締約国会議概要(外務省HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/bio_0604_gai.html
国際生物多様性の日 関連イベント(環境省HP)
http://www.env.go.jp/nature/biodic/day/index.html
環境経営学会 2007年研究報告大会 基調講演「生物多様性保全と企業の取組」
(足立直樹)
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◇◆2.名古屋エコラボ会
~名古屋から社会を変革する力を生み出す~の開講ご案内◆◇
6月21日(木)ほか開催 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
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弊社代表の船橋がコーディネーター役を務めさせて頂くこの会は、参加され
る一人ひとりが主役です。参加者同士、参加者と講師の先生の交流から、新し
いビジネスマッチングが創造されるようなプラットホームづくりを目指してい
きたいと思います。http://www.fuluhashi.jp/3/308/(詳細はこちら)
(第1回は、今月17日に好評にて終了致しました)
●第2回目 6月21日(木)
「心の経営~体験教育を通して心豊かな人生を!~」
犬塚敦統氏(七福醸造株式会社 代表取締役)
●第3回目 8月3日(金)
「いま地財が問われている」大西正曹氏(関西大学社会学部教授)
●第4回目 10月17日(水)
「従業員が働きがいを感じる会社」
藤沢久美氏(シンクタンク・ソフィアバンク 副代表)
●第5回目 11月15日(木)
「自分を信じて生きる」松木正氏(マザーアース・エデュケーション 代表)
●第6回目 12月13日(木)
「心と健康~ストレス対策の秘訣~」
村松仲朗氏(カイロプラクティック完誠堂 院長)
●第7回目 2月21日(木)
「環境問題の本当の意味」藤原直哉氏(シンクタンク藤原事務所 代表)
●第8回目 3月13日(木)
「環境問題が教える命の本当の姿」
藤原直哉氏(シンクタンク藤原事務所 代表)
■コーディネーター 船橋康貴(株式会社フルハシ環境総合研究所 代表取締役)
【時 間】18:00~20:30
【会 場】ローズコートホテル 2F
(名古屋市中区大須4丁目9-60/名古屋市営地下鉄上前津駅1番出口すぐ)
http://www.rosecourthtl.co.jp/company/access.htm
【参加費】年会費:個人会員: 63,000円/年(税込)
企業会員:120,000円/年(税込)
*上記は、残り7回通しの金額になります
各 回:一 般: 10,000円/回(税込)
学 生: 3,000円/回(税込)
【主催・お問い合わせ】
船橋康貴の名古屋エコラボ会事務局(株式会社フルハシ環境総合研究所内)
担当/宮田・岩田・太田
〒480-0022 愛知県名古屋市中区金山1-12-14 金山総合ビル7F
TEL: 052-324-5351 FAX: 052-324-5352
ホームページ:http://www.fuluhashi.jp
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◇◆3.参加型環境教育プログラム「エコ・ネイションゲーム」体験会のご案内◆◇
6月15日(金)開催 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
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参加型環境教育プログラム「エコ・ネイションゲーム」の体験会が、ストップ
おんだん館と弊社のコラボレーション企画として開催されます。
エコ・ネイションゲームは、ワークショップ形式で行う環境教育プログラムで
す。参加者が、経済発展と環境のバランスを自ら考えることで、様々な気づき
を得ることが出来ます。
これまで企業内の環境研修や小学校の総合的な学習の時間に採用され、大変好
評を頂いています。引き続き、多くの企業様でご活用頂きたいと思いますので
主に環境・CSR・社会貢献を担当している企業の方々に是非ご体験頂き、今後の
社員教育や社会貢献プログラムの参考にして頂ければ幸いです。
日 時:2007年6月15日(金)
14:00~16:30(受付開始13:30)
参加費:無料
対象者:企業の方(環境・CSR・社会貢献のご担当者)
定 員:32名(定員になり次第申し込みを締め切らせていただきます)
会 場:ストップおんだん館 ワークショップスペース
(東京メトロ日比谷線神谷町駅B1出口 徒歩3分)
お申込・問合せ:
株式会社フルハシ環境総合研究所 東京事務所
E-mail:event@fuluhashi.jp
Tel:03-3780-9733 Fax:03-5728-3414
担当:向達(こうだつ)
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
少し前ですが、紛争ダイヤモンドを取り上げた映画「ブラッド・ダイヤモンド」
を見ました。生物多様性の問題にも通じますが、私達消費者も自分の払ったお
金の影響と何に使われているのかを意識しなければいけないと感じました。
(加治)
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【担当研究員】 高嶋亜希 a-takashima@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
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◇エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
◇ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
http://restep.zttc.or.jp/
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