☆グリーンメールマガジン No.135☆

2008年12月9日発行  株式会社フルハシ環境総合研究所
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         GMM[Green Mail Magazine]     No.135

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 *GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
  う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
  お届けする環境マガジンです。
  

▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――

【お知らせ】
1.エコプロダクツ展で会いましょう!
  株式会社フルハシ環境総合研究所

【本日の特集】
2.ヨーロッパの効果的な環境取組み事例
   ~エコビジネスプラン(ウィーン市)前編~ 
  古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)

【講習会・イベント情報】
3.「環境管理者育成塾」ミニ実証講座(名古屋地区)
  [名古屋]1月23日(金)、30日(金) 主催:豊橋キャンパスイノベーション

4.環境NGO活動入門講座 わたしからはじめる環境活動
  [東京]1月17日(土) 主催:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金

5.環境経営学会・日本興亜損保共同開催シンポジウム
  [東京]12月12日(金) 主催:日本興亜損害保険株式会社ほか

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◆お知らせ◆◇
1.エコプロダクツ展で会いましょう! (株式会社フルハシ環境総合研究所)
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みなさん、いよいよシーズン到来です。エコプロダクツ展がはじまります。
残すところあと3日。今年はどんな展示が見られるのでしょうか? 楽しみです。
私たちフルハシ環境総合研究所は今年も元気いっぱいで出展します。

今回はブース内でエコモチ無料体験を行います。実際のWEB画面を使って「社員
がエコ活動をしたくなる」システムを体験してみてください。

また環境経営診断も行います。いくつかの質問に答えていくと、症状の診断が出
たり、最適なソリューションが見つかったり・・・。年末ですし、健康診断感覚で
自社の傾向分析を行ってみてください。こちらも無料です。

エコプロダクツ展を機に大幅リニューアルした会社案内、当社がこれまで手がけ
てきた実績等も展示していますので、どうぞ足をお運びください。
みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

株式会社フルハシ環境総合研究所
 :ブース番号2004(東2ホールの入口をはいって右手すぐ)


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◆本日の特集◆◇
2.ヨーロッパの効果的な環境取組み事例
   ~エコビジネスプラン(ウィーン市)前編~ 
  古川智美(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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「環境活動に取組みたいけれども、何をどうしていいかわからない」「うちは
本業に精一杯で、環境なんてまだまだ…」今でも中小企業様を訪問すると、こ
んな声をよく耳にします。環境取組みとは、本業とは別の「コスト」(余分な
活動)ではない、という認識を早く根付かせなければなりません。

本稿では、ヨーロッパで環境取組みに積極的に取組むことにより、様々な効果
をあげているウィーン市のプログラム「エコビジネスプラン」についてご紹介
します。現地取材をして、多様な企業がコスト削減、CO2排出量削減、従業員
のモチベーションアップや会社のイメージ向上などを様子をGMMの読者の皆様
にその様子をお伝えします。

オーストリアのウィーン市では、市の環境保護局が主体となり、企業の環境取
組みを支援するプログラム「エコビジネスプラン」を1998年から実施していま
す。

エコビジネスプランとは、企業の自発的な環境取組みを支援するプログラムで
「企業に対する教育プログラム(ワークショップ)」と「個別コンサルティン
グ」を組み合わせた内容です。「ワークショップ」では、廃棄物管理、省エネ
ルギー、環境管理体制の構築など企業が環境取組みを進めるための教育を行い
ます。個別コンサルティングでは、コンサルタントがそれぞれの企業を訪問し
店舗や工場の現場を確認した上で各社の状況に合わせた専門的な指導を行いま
す。
また、参加企業の規模や業態、取組み内容に合わせて9つのモジュールを提供し
ています。例えば、中小規模の製造業向けプログラム(従業員50人以下、廃棄
物発生抑制、廃棄物管理、省エネ、環境保護に特化)、観光エコラベル取得プ
ログラム(ホテル、レストランなど)、環境マネジメントシステム認証取得(
ISO14001、EMAS)等です。

政策主体であるウィーン市環境局は、この政策の目的は次の5点だと述べてい
ます。
1.ウィーン市内の事業活動による環境負荷の低減
2.企業の資源及び環境効率の向上による経済的競争力の向上
(中期的には雇用の創出)
3.行政と事業主体との関係の改善(取り締まる側からサポート側に)
4.ウィーン市の持続可能な開発に貢献
5.経済成長は、必ずしも資源消費と環境負荷の増大を伴わないという考え方
の普及

エコビジネスプランを実施し始めてから10年間で、621企業が参加し、地域全
体としては次のような効果をあげています。
○177万m3 水道水の節水 ( オリンピックプール 572杯分)
○6千5百t 有害廃棄物の発生抑制
○11万t 廃棄物発生抑制
○4万7千t CO2排出削減
○160 GWh エネルギー使用量削減
 (ウィーン市の52,950家庭の年間エネルギー消費量に相当)
○7,770万交通(物流)km (地球を2,020周分)
○4,160万ユーロコスト削減 (54億800万円、1ユーロ =\130として)

エコビジネスプラン成功の秘訣は沢山ある様ですが、以下の3つはその大きな
要素であると言えそうです。
○中小企業にとって手頃な価格で参加できる(市の政策として企業の参加費用
に補助金が出ている)
○企業が何年も継続して取組み、支援を受けられる仕組み
○多様な機関が連携して、費用の拠出、プログラム運営を行っている
 【パートナー機関:ウィーン商工会議所、ウィーン経済振興機関、連邦環境
  省(農業・林業・環境と水)、ウィーン労働会議所、オーストリア労働組
  合連合、ウィーン経済振興公社、ウィーン市役所(事業所の許認可を与え
  る部署)他】

エコビジネスプランやその中心的なプログラムである「エコプロフィット」は
その成功が認められ、オーストリア全9州のうち、7州で同様のプログラムが実
施されています。
様々な成果が認められ、国連人間居住計画(UN-HABITAT)のベストプラクティ
ス(先進事例)を受賞し、国連工業開発機関のプロジェクトとしてヨーロッパ
や中南米、アジアへプログラムの展開も行われています。

一方、エコビジネスプランへ参加した企業は、プログラム参加のメリットを次
のように述べています。
1.コスト削減(原材料費削減、省エネルギー、節水、排水の減少、廃棄物の
発生抑制)
2.環境負荷を低減している、社会にとって良いことをしているという誇り
(従業員のモチベーション向上)
3.従業員の作業環境の向上
4.環境取組みをしている企業だというPR効果

ウィーンの最高級ホテル、Hotel Imperial (帝国ホテル)やレストランなどエ
コビジネスプラン参加企業の経営者や担当者の生の声を、次回ご紹介したいと
思います。

不況や資源高騰などにより、経営が苦しい今だからこそ、環境という観点から
経営の効率化に取組む必要があるのではないでしょうか。


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◆講習会・イベント情報◆◇
3.「環境管理者育成塾」ミニ実証講座(名古屋地区)
  [名古屋]1月23日(金)、30日(金) 主催:豊橋キャンパスイノベーション
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http://www.kktci.co.jp/files/0811nagoyaminikouza.pdf

(株)豊橋キャンパスイノベーションでは、「ものづくり産業」におけるコスト
抑制と環境負荷低減の両立、環境ISO形骸化への対策といった課題を解決すべく、
2008年度より、設計段階から低環境負荷な生産システムを実現する人材育成プロ
グラムの開発に取組んでまいりました。

来年度の本講座に先立ち、今回は本講座のカリキュラムから抜粋した経営管理者
等対象の4科目のミニ実証講座を開講し、その受講生を募集いたします。

■日時:2009年1月23日(金)9:15~17:30
       1月30日(金)9:30~17:30
■場所:名古屋駅前イノベーションハブ
   (愛知県名古屋市中村区名駅4-25-17三喜ビル7階)
■参加費:30,000円 (お申込み後、事務局案内に沿ってお振込みください)
■対象:経営層、中堅管理者、環境配慮設計等の実務を行う中堅技術者
■定員:25名(定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
■開講内容:
 1月23日(金):「管理者・技術者のための地球環境特論」
   「環境経営システムの理論と実践」
 1月30日(金):「環境CSRのマネジメントと地球環境コミュニケーション」
     「環境配慮設計Ⅱ」
■申込締切:2009年1月22日(木)
■申込方法:下記の申し込み内容を記載の上、E-Mailにてお申込みください。
 申込内容:企業名・所在地・氏名・所属・電話番号・FAX番号・メールアドレス

...............................................................
■申し込み・問い合わせ先:とよはしTLO(豊橋キャンパスイノベーション)
    担当:人材育成グループ 生田、兒玉(こだま)
〒441-8580 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 豊橋技術科学大学内事業所
Tel:0532-44-1025(内線 7057) Fax:0532-44-1026 
E-mail:chukaku@kktci.co.jp


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4.環境NGO活動入門講座 わたしからはじめる環境活動
  [東京]1月17日(土) 主催:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
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国内・海外で先駆的な活動に取り組む環境NGOが一同に集まり、その取り組みに
ついて詳しく紹介します。それぞれの魅力的な取り組みから、皆さん自身の
「答え」を見つけてください。


■日時:2009年1月17日(土)午前10:00~午後4:00
     午後4:30~6:30 交流会
■場所:サンポートホール高松(香川県高松市サンポート2番1号)
 <アクセスマップ>http://www.sunport-hall.jp/shisetu/access.htm
■参加費:無料
■定員:50人(先着順)
■主催:独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金
■企画・運営:特定非営利活動法人 環境市民
■協同運営:特定非営利活動法人 えひめグローバルネットワーク

■申込方法
下記申込書の内容を添えて、お電話、FAX、E-mail、郵送などでお申し込みください。
※メールでお申し込みの場合は、タイトルを「環境NGO活動入門講座申込」
 としてください。

...............................................................
■お問い合わせ・申込先
えひめグローバルネットワーク
〒790-0833 愛媛県松山市祝谷4-1-13
TEL&FAX:089-925-0027 E-mail:wakuwaku@egn.or.jp


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5.環境経営学会・日本興亜損保共同開催シンポジウム
  [東京]12月12日(金) 主催:日本興亜損害保険株式会社ほか
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特定非営利活動法人環境経営学会、日本興亜損害保険株式会社は共同して、
「迫りくる地球の限界に如何に立ち向かうべきか」をテーマとして、サステイナ
ブルな社会の構築という命題に対して、産業界がどのような役割を果たすべきか
、または果たし得るかについて、基調講演とパネルディカッションで方向性を議
論します。

■日時:2008年12月12日(金)13:00~17:00
■会場:東京ビッグサイトレセプションホール A
■主催:特定非営利活動法人 環境経営学会
   日本興亜損害保険株式会社、日本興亜おもいやり倶楽部
■出演NGO:おかやまエネルギーの未来を考える会、緑のカーテンを広げる会、
 えひめ千年の森をつくる会、物部川21世紀の森と水の会、環境市民(京都市)
 “ぐるっと高松”公共交通を育てる会、TICO(ティコ)、セカンドハンド

■参加お申込み方法
所定事項(企業名、所在地、参加者の所属・役職・氏名、TEL、FAX、E-mail)
を記載のうえ、E-mail(smf@smf.gr.jp )またはFAX(03-5444-2056)で環境
経営学会シンポジウム実行委員会までお申込み下さい。
■その他
入場無料。参加お申込みは先着順とし、定員(400名)になり次第、締め切らせ
ていただきます。参加証は発行致しません。当方より連絡がない限りは参加を
受付させていただいたものと致します。
...............................................................
■お問合わせ先
特定非営利活動法人 環境経営学会
電話:03-5444-2055、03-5444-0270  http://www.smf.gr.jp/work3.htm


◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
先日、出張でヨーロッパやアジアのホテルに宿泊しました。ヨーロッパのエコ
ホテルには、朝食のバイキングにオーガニックコーナー(パンやシリアル、ハ
ム等)があり、この様な取組みが世界中で「当たり前」となる日が来ると良い
なぁと感心しました。
一方、「環境保護のため連泊の場合は、不必要なタオル洗濯を減らすことにご
協力下さい」という表示は、どこのホテルでも目にするようになり、嬉しく
思っていたのですが、「タオルの交換不必要」のサインをこちら(客)が出し
ていても、タオルが交換されている事を多々経験しました。どんな素晴らしい
取組みも実践されなければ効果があがりません。取組みの意義を従業員に理解
してもらい、取組みの徹底を図る為の教育や仕組みづくりの必要性を痛感しま
した。(古川)

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ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。 gmm@fuluhashi.jp
本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、その
内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損
害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 URL:http://www.fuluhashi.jp
【担当研究員】 杉浦泰葉 y-sugiura@fuluhashi.jp
【編集】    船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
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         Tel:03-5728-3413 Fax:03-5728-3414
◇エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
 http://www.ecomoti.jp/
◇エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
 http://www.ecopronet.jp/
◇ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
 http://restep.zttc.or.jp/

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