2008年8月8日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM[Green Mail Magazine] No.127
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*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
お届けする環境マガジンです。
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【本日の特集】
1.民有林の荒廃問題:森林は誰のものか?
加藤千博(株式会社フルハシ環境総合研究所)
【お知らせ】
2.オフィスのスッキリ・エコセミナー
[東京] 9月4日(木) 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
3.エコモチ最新情報
エコモチ事務局:上野友紀子(株式会社フルハシ環境総合研究所)
【イベント・講習会等情報】
4.四日市の音風景2008
[三重] 8月10日ほか 主催:ブンテックNPOグループ「音の泉サロン」
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◆本日の特集◆◇
1.民有林の荒廃問題:森林は誰のものか?
加藤千博(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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日本の多くの森では間伐が進まず、放置されている現状があります。特に民有
林では、所有者が費用を負担する必要があり、なかなか進んでいません。日本
の人工林面積のうち、およそ4割が間伐を必要とする森となっています。
民有林とは国有林以外の森林のことです。個人や会社が所有する森や地方公共
団体が持つ森も含まれています。民有林のうち、44%が8齢級から10齢級(植え
てから36~50年)の木になります。(林野庁資料、2007年)
スギは樹齢50年頃までが良く成長する段階と言われており、この時期までに間
伐をすることが、CO2を固定し、木が立派に成長するために必要なことです。
日本の森が荒廃している理由には様々な問題が複雑に絡み合っていますが、個
人の民有林の場合、一個人の所有面積が狭く、間伐をするにも効率が非常に悪
くなってしまうこと、また、中山間地域を中心に所有している人が地元を離れ、
都会に移り住む不在村化が拍車を掛けていると考えられます。
日本の多くの森が同じような問題を抱える中、今注目されているのが、京都府
南丹市にある日吉町森林組合です。
この森林組合では森林所有者を対象にしたコンサルティング事業を行っており、
森林プランナーと呼ばれる職員が森林プランを提示して施業の注文を受けてい
ます。森林所有者にはなるべく持ち出しがないようにプランが作られており、
ほとんどの所有者が同意します。1ha当たり1~2万円の収益が上がるケースも
珍しくないと言います。作業道を整備して、30ha程度の面積を団地化して、高
性能機械も積極的に導入し、効率よく施業ができるようにしています。
森林プランの提示は地元を離れてしまった所有者にも行なわれており、都会に
住んでいる人ほど、何とかしたいという意識が高いそうです。
日吉町森林組合の取り組みは先進事例として、全国から注目されており、全国
の森林組合の関係者による研修も度々行なわれ、今後大きく拡大していくとの
報道もありました。(2008年7月13日朝日新聞朝刊より)
日本の制度上、森林は個人の財産に帰属し、本来はその所有者の責任の下で、
適切に管理されるべきものだと思います。しかし、日本産の木材利用の低迷や
価格の低下などで間伐に掛かる費用すらペイできないとのことで諦めている所
有者が多いのが現状です。紹介した先進事例から分かることは、森林組合と所
有者が一体となり、意欲と創意工夫次第ではどうにかなることを実証していま
す。
森林には公益的機能、つまりCO2の固定や水源涵養としての役割、土砂流出を
防止する機能などがあり、国民誰もが平等に享受しています。しかし、その利
益を得るためには、費用がかかることも忘れてはなりません。
一個人が森林を管理する時代は限界に来ており、みんなで守っていく森林づく
りを目指して根本的にシステムや考え方を変えていく時代に差し掛かっている
のだと思います。
「優れた仕組みを構築すれば、できる」という認識が全国に波及し、もっと多
くの地域で適切な森林管理ができるようになれば、日本の森林の利活用や木質
バイオマスの活用なども進展するのではないでしょうか。
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◆お知らせ◆◇
2.オフィスのスッキリ・エコセミナー
-あなたの会社も絶対できる!オフィスの整理・整頓術-
[東京] 9月4日(木) 主催:株式会社フルハシ環境総合研究所
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http://www.fuluhashi.jp/2008/07/post_79.html
あなたのオフィスはスッキリしていますか?
オフィスの整理・整頓は、仕事の効率を高める「環境整備」です。
■日時:2008年9月4日(木)18:00~20:00 (17:45開場)
■会場:恵比寿区民会館
JR恵比寿駅西口、日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩6分
■費用:3,000円
■セミナー内容
18:10~19:00 “かたづけ士”小松易先生のご講演
19:00~19:40 国際環境ソリューションズ株式会社様の事例発表
19:40~20:00 フルハシ環境総合研究所のコンサルティング・ノウハウご紹介
■お申し込み
officegreen@fuluhashi.jpまで、メールでお申し込みください。
件名を「スッキリセミナー申込」とし、本文にて、
氏名、所属、メールアドレスをお知らせください。
...............................................................
■お申し込み
株式会社フルハシ環境総合研究所
オフィスのスッキリ・エコセミナー担当:上野友紀子
東京都渋谷区恵比寿西2-8-5 エビスS&Sウエスト3F
TEL. 03-3780-9733 FAX. 03-5728-3414
E-MAIL.officegreen@fuluhashi.jp
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◆お知らせ◆◇
3.エコモチ最新情報
エコモチ事務局:上野友紀子(株式会社フルハシ環境総合研究所)
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株式会社フルハシ環境総合研究所が行っている、エコモチベーションアップ・
プロジェクト「エコモチ」の最新情報をお届けします。
今回は、エコモチを導入検討しているセイコーエプソン様が、現在エコモチを
実施している企業に「エコモチって実際どうですか?」とインタビューをしま
した。その結果をお伝えします。
【Vol.1 NECパーソナルプロダクツ様】
・コンソーシアムで一緒に作り上げてきた「エコモチ」に期待しています
・全社にエコモチへの参加を呼びかけ、認知度が徐々に浸透しています
・NECグループからもエコモチに関心が高まっています
・エコモチの参加率をもっと高めて成果を出していきます
・エコモチを通じた異業種企業やNPO/NGOとの輪に期待します
詳しくはこちら http://www.ecomoti.jp/news/?p=47
【Vol.2 日本経済広告社様】
・エコモチが社員の「気づき」のきっかけになっています
・寄付文化を根付かせるには意義を知ることが大事
・ADEXのグリーンエージェンシー構想に向けて
詳しくはこちら http://www.ecomoti.jp/news/?p=48
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◆イベント・講習会等情報◆◇
4.四日市の音風景2008
-出会い・ふれあい・いいもの・いいとこ・いい仲間-
[三重] 8月10日ほか 主催:ブンテックNPOグループ「音の泉サロン」
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四日市の自然や地場産業などの場面で生まれる「音」をキーワードに、10回の
連続講座を行い6回目を迎えます。講座を通して、「四日市の音風景(音地図)」
を作成するとともに、残したいことや伝えたいことを「四日市の音風景CD」
として作成し、学校や図書館に配布します。
第7回目は弊社の岩田茉莉江が講師を担当します。音を通して環境を見つめたい
方、興味がある方、ぜひお気軽にご参加ください。
■第6回ワークショップ
「表現教室:日本語をたのしむ(声をだそう)-狂言-」
狂言のせりふと謡を通して中世の日本語の表現を楽しんでいただきます。
日時:8月10日(土)14:00~16:00
講師:林和利(名古屋女子大学教授)
■第7回ワークショップ
「音環境地図づくり」
南大東島等の音環境地図をご紹介し、実際に音を聞き、音世界を体験してい
ただきます。
日時:8月23日 14:00~16:00
講師:寺島貴根(三重大学工学部准教授)
岩田茉莉江(フルハシ環境総合研究所)
【今後のスケジュール】
○第8回(9月18日 10:00~17:00 )
「コミュニティ環境づくり(水琴公園)」
講師:田村造園(日本水琴フォーラム)高花平
○第9回(10月15日 10:00~12:00 )
「音環境地図編集会議」
○第10回(11月23日 14:00~16:00 )
「四日市の音環境地図をつくろう:発表会」
■参加費:1回500円
■会場:四日市市総合会館3F(三重県四日市市諏訪町2-2)
JR/近鉄四日市駅より東へ徒歩10分。三交バス「市役所前」下車すぐ
■主催:ブンテックNPOグループ「音の泉サロン」
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■お申し込み・お問い合わせ先
ブンテックNPOグループ「音の泉サロン」
お名前とご連絡先をご記入の上、下記へお申し込み下さい。
e-mail:otosaron@m6.cty-net.ne.jp
Tel:059-321-9867(西村)
FAX:059-321-9867
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
突発的な大雨による都市型の災害が相次いでいます。東京でも何度か熱帯地方
のスコールを思わせるようなような大雨に見舞われました。温暖化で東京が熱
帯化してしまったわけではないでしょうが、これまでの経験則が生かされない
気象現象が増えているように思うのがちょっと気掛かりです。(加藤)
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ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。 gmm@fuluhashi.jp
本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、その
内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損
害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 URL:http://www.fuluhashi.jp
【担当研究員】 杉浦泰葉 y-sugiura@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
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◇エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
◇エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
◇ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
http://restep.zttc.or.jp/
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