2008年7月4日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
GMM[Green Mail Magazine] No.125
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すとい
う意味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様に月2回
お届けする環境マガジンです。
▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――
1.本日の特集:映画『おいしいコーヒーの真実』を観てCSRを感じる
浅井豊司(株式会社フルハシ環境総合研究所)
2.お知らせ:洞爺湖サミット実況レポートを発信します!
加治知恵(株式会社フルハシ環境総合研究所)
3.環境・CSR報告書を読む会ワークショップ
[東京] 7月7日(月) 主催:港区立エコプラザ
4.社員のための環境教育講座
[東京] 7月8日(火) 主催:港区立エコプラザ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆1.本日の特集: 映画『おいしいコーヒーの真実』を観てCSRを感じる ◆◇
浅井豊司(株式会社フルハシ環境総合研究所)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一本の映画をご紹介します。これは企業のCSRを考えるための優れた参考書と言
える映画です。
コーヒー1杯330円のうち、コーヒー農家に支払われるのはわずか3~9円です。
もちろん価格変動はありますから、いつもこの値段ではありませんが。わたしが
映画の中で見た真実は、悲しくやりきれないコーヒー農家の貧しい現実でした。
エチオピアのコーヒー農家は、飢えに苦しんでいました。親の頬はやせこけ目が
くぼみ、子どもの手足はマッチ棒のように細い。ただ真面目にコーヒー豆を作っ
ている人が、食料も買えないほど生活が成り立たない。もう一方で、わたしたち
先進国のコーヒーを楽しむ風景が登場します。おいしいコーヒーを楽しむこと自
体は、良いことです。わたしもおいしいコーヒーが好きです。
生活が成り立つ価格でコーヒー豆を売ればいい。難しい話ではない。と思ったの
ですが、映画の中で農家には価格決定権がなく、コーヒー豆ではわずかな収入し
か得られません。その結果、飢えに苦しんでいます。現実を見渡すと、確かに供
給者に価格決定権がないことはしばしば見られます。市場が価格を決めるという
ことの意味を、あらためて噛みしめることになりました。だからこそ、「フェア
トレード」という解決の手段があることに、あらためて気づいたのです。当然、
映画の中でもフェアトレードが登場します。
人を不幸にするコーヒーと知っていて提供している企業があるとすれば、それは
大きな問題です。
もしあなたもおいしいコーヒーが好きならこの現実を見なければいけません。な
ぜなら、そのコーヒーが本当においしいのかどうか「味」と「香り」だけでは確
かめられないから。そして、人を不幸にするコーヒーはおいしい味がしないから。
たった一杯のコーヒーからCSRの深部をのぞき見ることができます。『おいしいコ
ーヒーの真実』を一杯味わってみてください。
「おいしいコーヒーの真実」公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆2.お知らせ:洞爺湖サミット実況レポートを発信します! ◆◇
7月7日・8日・9日 加治知恵(株式会社フルハシ環境総合研究所)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■洞爺湖(とうやこ)サミットとは?
2008年7月7、8、9日と北海道洞爺湖地域で日本が議長国となり開催されるG8サ
ミットの通称です。G8サミットとは、日、米、英、仏、独、伊、加、露8か国
の首脳及びEUの委員長が参加する首脳会議です。サミットでは、経済・社会問
題を中心に国際社会が直面する様々な課題について、主要な8つの国のトップ
が一つのテーブルを囲んで話し合うことで、より早く、適切な決断と措置を迅
速に行うことが可能になります。
サミットがスタートしたのは1975年。世界では、第1次石油危機などが起こり、
経済、貿易、エネルギーなどについて、すぐにでも首脳レベルで話し合う必要
があったのです。そこで、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ(当
時は西ドイツ)、イタリアの6か国によって、第1回サミットがフランスのラン
ブイエで行われました。
2008年の洞爺湖サミットの主要テーマは、地球温暖化対策などを柱とする環境
・気候変動問題です。2013年以降のポスト京都議定書の枠組みづくりや、2050
年二酸化炭素半減の検討を進めることなどが予定されており、会議全体では
「カーボンオフセット」の導入やゴミ分別の徹底、燃料電池バスの運行などの
エコ化が計画されています。
■北海道洞爺湖サミットホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/toyako08/index.html
■洞爺湖サミット期間中、GMMにて実況レポートを発信します!
加治知恵(株式会社フルハシ環境総合研究所)
私が参加しているNSC(サステナビリテイ・コミュニケーション・ネットワー
ク)※の環境部会では、地球温暖化問題への対処として企業に求められるもの
を明らかにし、企業経営者に行動を促すことを目的に研究活動を行っています。
この活動の一環として、情報収集・ネットワーク形成・研究に対するモチベー
ション向上のために、札幌で行われる市民サミットに参加してきます。
この市民サミットの模様をレポートしますので、お楽しみに。
※NSC(サステナビリテイ・コミュニケーション・ネットワーク)は、1998年6
月に発足。環境庁の応援も得て、環境報告書の普及と質の向上、環境コミュニ
ケーションの発展を図るために事業者、NGO、学識者というマルチセクターを
会員に、環境報告書ネットワーク(NER)として設立。2004年にNSCに名称を変更
し、環境報告にとどまらず、さまざまなサステナビリティコミュニケーション
に関する研究、情報発信を行っている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆3.環境・CSR報告書を読む会ワークショップ ◇◆
[東京] 7月7日(月) 主催:港区立エコプラザ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プレスクール「環境・CSR報告書を読む会ワークショップ」ガイダンス
環境・CSR報告書は環境・CSRのコミュニケーションに関する最も基本的なツー
ルです。ステークホルダーの視点を重視した「対話するCSR」が問われる中で、
報告書の作成や活用についてはまだ苦慮している事業者が多いのが現状です。
そこで、一般市民と環境・CSR活動や報告書の作成に関わる企業のご担当者の方
を対象にしたプレスクール「環境・CSR報告書を読む会ワークショップ」ガイダ
ンスを開催します。参加者同士がネットワークする場としての楽しい参加型の
ワークショップを目指します。
太陽生命 コミュニケーションレポート2008
2007年は、生命保険業界にとって大きく転換する年となりました。保険金支払
問題を特集に掲げ、再発防止に向けた取組み等についてまとめてあります。ま
た環境問題を「太陽生命の森林」での育林活動から見つめ直し、特集としてま
とめたほか、国連環境計画・金融イニシアティブが提唱する「責任投資原則
(PRI)」に生命保険業界で初めて署名し、その後1年間の資産運用の取組みにつ
いても特集に掲げてあります。
■日時:7月7日(月)15:00~17:00
■開催会場:港区立エコプラザ
港区浜松町1-13-1(1階) http://eco-plaza.net/map/
tel 03-5404-7764 fax 03-5404-7765
■主催:港区立エコプラザ
■共催:みなと環境にやさしい事業者会議
■プレゼンテーター:太陽生命保険株式会社 広報部長 長嶺秀一氏
■ファシリテーター:株式会社フルハシ環境総合研究所 東京所長 浅井豊司
■申込:e-mail:WS@fuluhashi.jp宛に、参加セミナー名と所属・名前
(事前にお申込みいただいた方は参加者に公開します)
簡単な自己紹介と聞きたいことなどご記入いただければ幸いです
■定員:30名 無料 先着順
...............................................................
■お問い合わせ先
株式会社フルハシ環境総合研究所
CSR・環境マーケティングプロデューサー:向達壮吉(こうだつ)
[東京事務所]〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-8-5 エビスS&Sウエスト3F
TEL. 03-3780-9733 FAX. 03-5728-3414
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆4.社員のための環境教育講座 ◇◆
[東京] 7月8日(火) 主催:港区立エコプラザ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プレスクール「社員のための環境教育講座」ガイダンス
~日本一環境意識の高い会社!?の環境教育事例~
みなと環境にやさしい事業者会議参加メンバーさん向けに企業の環境教育事例
や楽しく参加体験型でネットワークする場を提供します。
(メンバー以外の方も参加歓迎)
1.企業事例:NECパーソナルプロダクツ株式会社 堀口尚良氏
「エコエクセレンス層100%を目指して」※
2.第2回mecc賞CSR部門で入賞した「エコモチ」の体験
エコモチ:http://www.ecomoti.jp/
3.環境教育・環境コミュニケーション(社会貢献)の先進事例のご紹介
4.ワークショップ:環境・CSR教育の現状と課題(参加者同士の話し合い)
※07年度NECグループ環境経営意識調査:エコエクセレンス60.7%
http://www.nec.co.jp/eco/ja/management/education/business/index.html
NECパーソナルプロダクツ株式会社は96%とグループで最高の実績でした。
■日時:7月8日(火)15:00~17:00
■開催会場:港区立エコプラザ
港区浜松町1-13-1(1階) http://eco-plaza.net/map/
tel 03-5404-7764 fax 03-5404-7765
■共催:みなと環境にやさしい事業者会議
■ファシリテーター:株式会社フルハシ環境総合研究所 向達・上野
■申込:e-mail:WS@fuluhashi.jp宛に、参加セミナー名と所属・名前
(事前にお申込みいただいた方は参加者に公開します)
簡単な自己紹介と聞きたいことなどご記入いただければ幸いです
■定員:30名 無料 先着順
終了後別会場で懇親会を企画しています(有料)
...............................................................
■お問い合わせ先
株式会社フルハシ環境総合研究所
CSR・環境マーケティングプロデューサー:向達壮吉(こうだつ)
[東京事務所]〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-8-5 エビスS&Sウエスト3F
TEL. 03-3780-9733 FAX. 03-5728-3414
◇◆編集後記◇◆―――――――――――――――――――――――――――
映像の力、今さらですが実感しています。環境問題は関係性の問題だと思う
んです。遠く見えにくい関係を説明するまどろっこしさ、伝えにくさを感じて
きました。「映像の力」を借りて広く伝えることに可能性を見つけました。
WEBにも驚くほど環境映像がたくさん!(浅井)
・グリーンTVジャパン http://www.japangreen.tv/
・ナショナル ジオグラフィック http://www.nationalgeographic.co.jp/
======================================================================
ご意見、ご質問は、こちらまでお願いします。 gmm@fuluhashi.jp
本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、その
内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損
害についても、補償はいたしかねます。
======================================================================
【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 URL:http://www.fuluhashi.jp
【担当研究員】 杉浦泰葉 y-sugiura@fuluhashi.jp
【編集】 船橋康貴 y-funahashi@fuluhashi.jp
(本社) 〒460-0022 名古屋市中区金山1-12-14 金山総合ビル7F
Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
(東京事務所)〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-8-5
エビス・S&S・ウエスト3F
Tel:03-3780-9733 Fax:03-5728-3414
◇エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
◇エコモチ(企業人のモチベーションアッププロジェクト)
http://www.ecomoti.jp/
◇ReSTEP(企業×企業の環境コミュニケーションサイト)
http://restep.zttc.or.jp/
======================================================================


