開催報告 2007年6月21日開催(犬塚敦統氏)

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6月21日(木)、『名古屋エコラボ会』第2回目を開催しました。今回は白だしを作っておられる七副醸造株式会社・代表取締役の犬塚敦統氏をお招きし、「心の経営~体験教育を通して心豊かな人生を!~」と題してご講演いただきました。犬塚氏は掃除をすることにより、その人の心みがきになり、感謝の心が生まれるという考えのもと、全社員で毎朝一時間の掃除を行っています。社員の掃除をしている姿を見れば、社員が伸びるかどうかがわかるそうです。掃除という基本的な行動にさえ、その人の心が表れるということに気づかされるお話でした。

犬塚氏は子どもと孫に何を残すと、幸せになれるかを第一に考えています。この理念をお持ちの故、地球環境問題に関心を抱き、植林活動に取り組んだり、阪神大震災や東海洪水が起こった時には社員を動員して支援に行く等、本業以外の活動にも熱心に取り組まれています。想いから生まれた行動は筋が通っており、揺るぎないものがあります。
阪神大震災で炊き出しの材料を調達する際、「私たちも行きたいけど行けないから・・・」と油揚げを無料で提供してくれたお店の方や、「私の気持ちを・・・」と1300本もの大根を寒い中洗って用意しておいてくれた農家の方のエピソードは、こうしたやさしい心を私たちも忘れてはならないと語られました。この他にも心の経営について様々なお話しをしていただいたところで、会場の皆さんの声をききました。

Q:化学調味料が入っている商品と入っていない商品を作ってらっしゃいますが、どうわりきっているのですか?
A:全ての商品に化学調味料を入れないことが理想です。しかし、原材料を全て有機でできたものにすると、商品の値段を上げざるをえなくなり、お客様が減っていきます。そこで、熟成させる等、製造方法を変えることによって、化学調味料をなるべく使わないように努力しています。化学物質過敏症など様々な問題が出ている現代、いずれ、食品は自然素材を使ったものが主流になると考えています。

Q:お客様にどのように感謝、感動を伝えたらよいでしょうか?
A:お客様はスーパーさんの売り物を手にして幸せになります。そのお客様を幸せにする商品を作っている社員一人ひとりが幸せでなければ、いいものはできないです。なので、まず、社員が幸せになることを考えています。商品を通じて、働いている人の幸せがお客様にも伝わると信じています。

最後に船橋が会場の皆さんに尋ねました。「自分は何のために生まれてきたのかわかりますか?」うっすらとわかると言う人が数人手を挙げた他、わからないという人が多くいました。犬塚氏は生まれてきている意味にきづくチャンスは、悩むことにあると言います。「悩んでこれが私の天命だというものに気づいて下さい。」とメッセージを送り、締めくくられました。

(環境総研 岩田)