開催報告 2007年5月17日開催(大下大圓氏)

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5月17日(木)、『名古屋エコラボ会』を開催しました。最初に、コーディネーターの船橋康貴からエコラボ会では、参加者が主体となってコラボレーションできるような場をつくっていきたいとの説明の後、参加者一人ひとりに自己紹介と、「今日の会で期待すること」をお話いただきました。中には日々仕事に追われているので、心にゆとりをもてるお話を聞きたいという声や、スピリチュアルという言葉に興味を持って来ているという声が聞かれました。
講師に飛騨千光寺の住職・大下大圓氏をお招きし、「いい加減に生きる~縁の力を人生に~」と題してご講演いただきました。初めに、スピリチュアルケアの考え方や仏教とのつながり、それを用いた手法等についてお話頂きました。その後、医療だけでは十分ではない、心のケアの実践例をお話いただきました。
大下氏は病院でスピリチュアルケアワーカーとしてボランティア活動をしていました。
その中で20年間寝たきりの患者さんと関わっています。ケアにおいて大事にしている手法、傾聴(その人の気持ちを受けとめる聴き方)を重ねる中で、はじめは「死にたい」と苦しんでいた患者さんから「ふるさとへ帰りたい」という心の内を聴きだし、様々な困難をのりこえながら入院して15年ぶりに我が家への帰宅を実現させました。そうした大下氏と患者さんとの心のつながりや、患者さんから「生きていてよかった」という言葉をいただいたくだりでは会場の多くの人が涙しました。心のあり方によって人生はすばらしいものになることや、心と心のつながりの大切さ、生きることのすばらしさについて考えさせられるお話でした。また、出会う人たちとの縁を大切にすることにも触れられ、交流会では参加者同士の交流も深められました。(環境総研 岩田)