11月15日(木)、名古屋エコラボ会第5回目を開催いたしました。今回の講師はマザーアース・エデュケーション 代表の松木正氏です。「自分を信じて生きる~自己肯定感を生むために~」というタイトルで子どものコミュニケーションについて(自分や社員など色々な人が当てはまる話)と、アメリカインディアンの人や自然とのつながりについての2本柱でご講演いただきました。
現在、学校現場では学級崩壊・いじめ・自殺・うつ病などの現象が起こり、問題視されています。これらの現象には原因となる問題があり、その1つが自己肯定感が低いことであるそうです。自己肯定感とは、自分は存在しても良い、という安心感であり、これが低い子ども・大人が現在多く見られるのです。人は、自分の存在を相手の反応を見て無意識に読み取り、認知(存在認知)しているので、甘えたい時期に甘えられた子が自立できる。自分の存在を肯定してもらえ、安心できるから離れられるそうです。
会社・学校では、「Full Value」という事が重視されています。これは一人ひとりを大切にし、存在そのものを大切にするという意味です。会社の場合に置き換えると、やった事だけを評価するのではなく、一人ひとりの感情を受け止め、安心できる会社こそ、社員が居たいと思う会社なるのだそうです。
アメリカのインディアン民族の1つ、ラコタ族は「繋がりの中に生きている」事をとても大切にします。「スエット ロッジ セレモニー」という儀式では、真っ暗で、熱く小さなロッジの中で祈りを行います。その祈りとは、自分の気持ちをストレートに話すというシンプルな行為です。幸せなことだけでなく、弱音を話すと、「Ho(へぇ)」“そのままでいいんだよ”と包み込むような共感の声が返ってきて、「そのままでいいんだ」という安心を感じるそうです。
ラコタ族の村の尊敬されるお爺さんアンクル・ロイ大地の上で生きるうえで必要な物は”Faith(信頼)”である」と松木氏に重ね重ね伝えたそうです。信頼は、受け入れられる事で生まれ、あるがままで良いという自己肯定感に通じる。私たちが「美しく・心豊かに生きる」ためのエッセンスはこういった事ではないでしょうかと、とても充実したお話をいただけました。
(環境総研 杉浦)


