平成13年11月21日発行
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
GMM[Green Mail Magazine] Vol.9
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
☆12月12日の環境セミナー
-----------------------------------------------------
「電気事業から見た地球温暖化問題」
講師:加藤健氏
中部電力株式会社 環境部部長
-----------------------------------------------------
詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.eriotnet.com
これまでのセミナーレポート記事もあります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
▼INDEX▼
1.環境ニュース
「温暖化の影響により熱帯地域の穀物生産量 が最大1/3減少」
2.特集
「グリーン調達に世界基準」
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※GMMで掲載された全ての意見は各氏個人の意見であり、各氏所属の団体組織の
意見方針でありません。
*********************************************************************
1.環境ニュース
「温暖化の影響により熱帯地域の穀物生産量 が最大1/3減少」
*********************************************************************
今世紀中に予想される地球温暖化の影響で、熱帯地域の穀物の生産量 が
最大1/3も減少し、コーヒーや茶の生産も困難になるとの予測を、農業研究
機関のネットワーク、国際農業研究協議グループ(CGAIR、本部・ワシントン)
などがまとめた。
CGAIRは、何十億人もの発展途上国の人々が飢え、新たな農地開発によって
環境破壊も深刻化する、と警告した。
CGAIRの研究機関の1つ、国際稲研究所(フィリピン)は、「稲や麦、トウモロ
コシなどの作物は、開花期の温度上昇に弱く、地球温暖化によって開花や
花粉が減少。今後50年間で熱帯域の収量は30%以上も低下する」としている。
平均気温が2度上昇することによって、茶やコーヒーの生産量が急激に減少
することも判明しました。途上国にとって貴重な収入源になっているこれらの
作物の生産量 を保つためには、現在は森林になっている地域を開拓しな
ければならず、新たな環境破壊を招く可能性が高いといえる。
CGAIRは、「アジアやアフリカ、南米など人口増加が予想される熱帯域の
途上国の食糧事情が温暖化によって悪化する。高温に強い作物の開発が
急務だ」と指摘していている。
温暖化に伴う食料危機、森林破壊、そして人口の増加は至るところに現れてきて
います。こういった形の悪循環に対し、危機感を感じずにはいられません。
*********************************************************************
2.特集
「グリーン調達に世界基準」
*********************************************************************
長引く不況の影響で、企業の調達姿勢が厳しくなる中、「グリーン調達」が
企業生き残りのキーワードになってきています。
国内では、キャノン、ソニーなど18社がグリーン調達に世界基準を、という
動きがみられてきています。
これは、日米欧の情報通 信機器業界が、環境配慮型の部品を優先購入
する「グリーン調達」の基準を統一する、というものです。
キャノン、ソニー、リコーなど国内十八社が共通 化案をまとめ、まず欧州
関連業界と統一する方向で基本合意しました。
部品調達のグローバル化が加速する一方で、化学物質の使用状況など
各国の法規制に対応した情報開示が煩雑になっていることを受け、世界
標準作成で環境対応の企業負担を軽減することも目指しています。
共通 化するのは部品・資材に含まれる化学物質などの開示要請項目です。
国内外で異なる法規制などに対応してデータの対象項目を「オゾン層破壊
物質」、「鉛化合物」など24物質郡にすることで、18社が基本合意しました。
この案を軸に、欧州の電子・電機機器メーカー約3000社が加盟する欧州
情報通 信技術製造者協会(EICTA)と詰めを急いでおり、年内をめどに日米
欧の標準化を確立する方向です。
化学物質などのデータ開示には統一基準がなく、国内18社の間でも分類項目
が50~1300項目程度まで大きな開きがあります。
部品メーカーは納入先企業ごとに異なる対応を迫られており、一つの部品
データー算出に1ヶ月程度かかるケースもありました。
開示要請項目数は、欧米業界の意見を反映し、最終的には40項目程度に
拡大する可能性もあります。
今後は、有害性の調査に必要な化学物質だけでなく、リサイクル性を評価する
際に必要な鉄やアルミといった材料構成データも項目を統一していく方向で、
グリーン調達に関する主要調査の世界標準にする計画です。
更に、国内18社は情報通信機器業界以外の自動車メーカーなどにも採用を
促す方針です。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
◇◆編集後記◇◆
【2005年日本国際博覧会国際シンポジウムに参加】
11月12日に2005年日本国際博覧会、第5回国際シンポジウムが名古屋国際
会議場で行われましたので、参加しました。
国際シンポジウムには300名を超える大勢の方々が参加されていました。
10月15日に愛知万博の基本骨子が発表され、万博開催まで残り3年4ヶ月
強となった今、21世紀初の万博に期待するもの、プロデューサーや博覧会
協会の方々の意気込みを改めて感じました。
私としても、何らかの形で参加をしていきたいと思います。愛知万博が国際的
文化事業として成功することを願います。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
ご意見、ご感想、ご質問のございます方は、こちらまでお願いします。
k-hayashi@fuluhashi.jp
質問への回答など、読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく
グリーンマガジンに掲載させていただく場合がございます。匿名などのご希望が
あれば、明記してください。また、掲載を望まれない場合も、その旨、明記願い
ます。
メールに記載された範囲でのプライバシーの公開から生じる、いかなる事態、
また何人に対しても一切責任を負いませんのでご了承ください
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
【発 行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【担当研究員】林 k-hayashi@fuluhashi.jp
【編 集】船橋 y-funahashi@fuluhashi.jp
株式会社フルハシ環境総合研究所 http://www.fuluhashi.jp
〒460-0011 名古屋市中区大須四丁目11番50号 カミヤビル6F
Tel 052-238-3100 Fax 052-238-3122
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


