グリーンメールマガジン(GMM) 第5号

                            平成13年10月2日発行
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

           GMM[Green Mail Magazine]           Vol.5

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
 
(株)フルハシ環境総合研究所では、環境経営をトータル的にサポート致します。

☆10月18日の環境セミナー 
        「グリーンビルディングの恩恵」
        ~建物と人間に永遠の命を与えることへの試み~

  講師:石黒隆敏氏
      株式会社ペス建築環境設計 代表取締役
      日本グリーンビルディング協会 創立者・副会長

 
詳しくはホームページをご覧下さい。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
▼INDEX▼
1.本日の環境ニュース
  「 塩ビを使用しない電源コード」
2.本日の特集
  「ダイオキシンについて PART2」
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

*****************************************************************
1.今週の環境ニュース
  「 塩ビを使用しない電源コード」
*****************************************************************
 松下電器産業グループは、焼却するとダイオキシンが発生する恐れのある
塩化ビニル(塩ビ)樹脂を、電源コードから追放する、と発表しました。業界に
さきがけて02年に発売する新製品から塩ビを使わないコードを導入するという
ことです。

 塩ビは電線の被覆材や難燃材としてすぐれた性質をもつハロゲン化合物を
含み、家電製品内部のリード線や、電源コードなどに幅広く使われてきました。

 松下は塩ビに代わって、熱に強くて耐久性のある電源コードの被覆材を電線
メーカー数社と共同開発しました。すでに、テレビやパソコンで使われる低電圧
用の内部リード線は塩ビを使わない電線に切り替えており、より広範に使われる
家電製品の電源コードも塩ビを使わないものに切り替えて、環境への負荷を
減らすことを目指しています。

さらに、冷蔵庫のドアに使われるパッキンなどでも塩ビを追放する、としています。

安価で特性のある塩ビが今まで多く使用されてきましたが、ダイオキシン問題等
でも取り上げられるようになり、例えばスーパーの袋なども、以前は塩ビ製のもの
だったのが、最近はポリエチレン製のものなどに代わりつつあります。
しかし、製造者側が環境によい製品を造ったとしても、消費者がそれを買わない
と意味がありません。地球の一市民として、環境に害を及ぼすのものを買わない
努力をしなければならないと思います。

**********************************************************************
2.本日の特集「ダイオキシンについて PART2」
**********************************************************************
 前回、「ダイオキシンについてのPART1」として、ダイオキシンとはどういうものか、
という内容をお伝えしました。

 では、このようなダイオキシンの対策として私達が努力しなければならないことは
どんなことがあるでしょうか。
 それぞれ、市民(個人)として、産業界として、行政機関として考えられる役割を
 以下に並べました。

 個人が身近にできること
 1.過剰包装などのゴミになるものをできるだけ購入しない。
 2.ビンビールなどの再利用可能容器の物品を購入する。
 3.ゴミの徹底分別に協力する。
 4.野焼きや小型焼却炉での焼却や、不法投棄をやめる。 

 産業界としての役割
 1.再利用可能容器の物品の生産を促進する。
 2.包装器材の簡素化に努める。
 3.再利用可能に向けた容器の規格統一
 4.塩化ビニル等、塩素を原料とする材料の使用を削減し、安全な代替品を開発
   する。
 5.再利用事業促進、ワンウェイビン等を自粛し、ガラスやアルミ缶の再利用を
   行う。
 6.野焼きや小型焼却炉での焼却をやめる。

 行政機関としての役割
 1.環境教育の充実と普及
 2.廃棄物の排出削減と再利用の促進の指導を行うなど、それに向けた新規政策
   を実施する。
 3.ダイオキシン類対策に関する研究と発生を減少させる焼却炉や燃焼方法の
   開発を行う。
 4.資金援助体制を整備する。
 5.リサイクルに向けた経済的システムを構築する。
 6.大量焼却や埋め立てに依存する廃棄物の処理方法からの転換を行う。

 日本が、世界有数のダイオキシンや環境ホルモンの汚染国となった背景には、
私たちが豊かさや、利便性のみを追求し、プラスチックなどを安易に使い続け、
それがゴミとなって焼却されるときに恐るべき環境破壊を起こすということのへの
配慮が足りなかったという事情があります。

 色々な化学物質が氾濫する生活環境の中で、どうすれば安全に生活できるのか
生活のあり方、社会のあり方を真剣に考え、行動を起こさなければなりません。

 このような活動が、化学物質による汚染だけではなく、地球温暖化問題など
地球環境全体への保全としてつながっていくと思います。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
◇◆編集後記◇◆
10月に入り、私にとっては食欲の秋の到来です。
しかし、心配なニュースが入ってきました。
日本国内において狂牛病の乳牛が発見されたというものです。
狂牛病の乳牛の話は、海外のことだとばかり思っていた私にとって、とても
衝撃的でした。
狂牛病だった牛の肉を1g食べただけで牛だと5年後には狂牛病が発病する、
更に、狂牛病にかかった牛の肉は、それを食べた人間にも影響を及ぼすと
言われています。
人の症状としては、アルツハイマーなどがあるそうです。
ただし、人の場合、潜伏期間が10年~20年程あるようです。 

学校では、給食での牛肉の使用を一時停止したというところもあるそうですが 
早く安心して食べられる日がやってくるとよいですね。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

ご意見、ご質問のございます方は、こちらまでお願いします。
eriot@eriotnet.com

質問への回答など、読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく
グリーンマガジンに掲載させていただく場合がございます。匿名などのご希望が
あれば、明記してください。また、掲載を望まれない場合も、その旨、明記願い
ます。
メールに記載された範囲でのプライバシーの公開から生じる、いかなる事態、
また何人に対しても一切責任を負いませんのでご了承ください。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所 http://www.eriotnet.com
【担当研究員】林 k-hayashi@fuluhashi.jp
【編集】船橋 y-funahashi@fuluhashi.jp
    
フルハシ環境総合研究所〒460-0011 名古屋市中区大須四丁目11番50号 カミヤビル6F
Tel 052-238-3100   Fax 052-238-3122

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽